仮想通貨取引所の取引板はどこが厚いの? 板密度を計算して継続比較

仮想通貨の取引に使う取引板…

「取引所を選ぶなら、板の厚いところを選びましょう。」
と、よく言われます。

でも、板の厚さを比較する方法なんてないし、比較結果の情報もない。

そこで、取引板の厚さを測る指標として「板密度」を独自に定義。
各取引所の「板密度」を計測した結果を、2019年の1月に公開しました。

仮想通貨取引所の取引板はどこが厚いの? 計算して比較してみると…

しばらくは特に反応もなかったので、意味のない比較であったかと、少し落胆してましたが…
最近になって、板密度のページへのアクセスが増えてきました。

やはり、板の厚さには興味のある方が多いらしい。

そこで、各仮想通貨取引所の板密度を定期的に計測し、比較結果を公開するページを作ってみることにします。
それがこのページ。
比較結果を定期的に更新していきますので、板の厚さに興味がある方は、ちょくちょく覗いてみてください。

仮想通貨取引所の取引板の厚さ(=板密度)の比較結果

板密度のおさらいは後程…
まずは比較結果から

2019年1月26-27日の測定に次いで、今回は2回目
実施日は2019年5月6-7日
それぞれのBTC/JPYの取引板の板密度を3回計測し、平均を取っています。

前回は、bitbankBITPointCoincheckGMOコインHuobi Japanの5社。
2回目の今回は、Liquid by QUOINEbitFlyerを比較に加えました。

取引所 計測1回目 2019年1月実施 計測2回目 2019年5月実施
板密度平均 順位 板密度平均 順位
GMOコイン 0.01143 1 0.01201 2
Liquid by QUOINE 0.00775 2 測定なし
bitFlyer 0.00619 3 測定なし
bitbank 0.00454 4 0.01245 1
BITPoint 0.00290 5 0.00350 4
coincheck 0.00132 6 0.00417 3
Huobi Japan 0.00018 7 0.00048 5

結果、今回の1位はGMOコイン。
前回も1位に僅差の2位でしたから、板の厚さは高いレベルで安定しているように思えます。

連続最下位のHuobi Japanは、板の厚さという意味では厳しいか…

ですが、まだ2回の計測のみですから、確定的なことは言えないレベルです。
あと数回重ねれば、明確な傾向が言えるかもしれません。
しばらくしたら3回目の計測をして、このページを更新しますので、興味がある方はまた覗いてください。

板密度ってどんな数字?

板密度は、仮想通貨取引所の板の厚さを測るために、私が勝手に考案した数値です。
正確な名称は「売買均衡点取引板密度」
略して「板密度」

売り値と買い値が拮抗している価格付近で、1円当たりの価格幅の中にどのぐらいの注文が板に載っているかを表そうとしたもので、計算のやり方は以下で説明しましたが、再掲しましょう。

仮想通貨取引所の取引板はどこが厚いの? 計算して比較してみると…

以下は、「板密度」の定義を説明するための図です。

売買均衡点取引板密度の定義

売買均衡点取引板密度の定義

「板密度」は、売り値と買い値が均衡している売買均衡点を中心に、上下7枚、計14枚の注文が計算の対象(= 板密度計算区間)となります。
価格決定に対して影響力の大きい、売買均衡点の近くの板の状態のみを測るためです。

そして板密度の定義は以下です。

売買均衡点取引板密度 =
  板密度計算区間中の買数量・売数量の総和 ÷ (板密度区間最高価格 – 板密度区間最低価格)

例えば、この計算をBTC/JPYの板で行った場合、売買均衡点の近くで、1円の価格の中にどのぐらいの数量のビットコインの注文が入っているかを示します。

板密度が高ければ、1円の価格の中にたくさんのビットコインの注文が入っていることになり、板が厚いと評価されます。

板密度は計算の時点で刻々と変わる数字です。
取引所間の比較をするには、数回計測して平均をとるなどして、短期間の変動の効果を抑制する工夫が必要でしょう。
この記事での計測では、一つの取引所に対して3回の計測を実施し、その平均を使って順位を決めています。

仮想通貨取引所選びの他の観点

この記事で紹介した板密度は、仮想通貨取引所を選ぶための観点のひとつです。
板が厚いことは良い取引所の必要条件ですが、取引所選びには他にも重要な観点がいくつもあります。
このサイトでもそういった観点をいくつか紹介しています。

仮想通貨取引所が提供している「販売所」「取引所」といった取引サービスの方式の違いに関しては以下の記事にまとめています。

仮想通貨取引サービス「販売所」と「取引所」の違い 各社の提供サービス比較

どの取引所がどういった通貨を扱っているかも重要です。
この点については、通貨そのものの説明も併せて以下の2つの記事にまとめています。

国内の取引所で取引可能な主要アルトコイン ビットコインの兄弟たち3種(LTC, BCH, MONA)を解説 国内の取引所で取引可能な主要アルトコイン 分散アプリケーションの基盤3種(ETH、ETC、LSK)を解説

仮想通化取引所が提供しているレバレッジ取引やFX取引のような信用取引については、以下でまとめています。

仮想通貨信用取引(レバレッジ、FX)の基礎知識を解説 交換所比較

板取引の際の手数料が気になる方は、以下の記事。
仮想通貨取引所のmaker/taker手数料を比較しています。

仮想通貨取引所maker/taker手数料比較 bitbankはmakerにマイナス手数料!!

そして、意外に大きな決め手が、新規口座開設等に対するキャンペーンのお得さです。
これについては、以下で最新の情報を提供しています。
たまに掘り出し物の短期キャンペーンの情報が入ってきたりしますので、定期的に覗いてみてください。

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