仮想通貨を国内BITPointから海外Binanceに送金 やってみたらすこぶる簡単!!

仮想通貨を取引所間で移動したくなることってありますよね。

  1. アービトラージのために、コインを安く買った後、高く売れる別の取引所に送る
  2. 国内の取引所で日本円でビットコインを買い、日本円が使えない海外取引所に送る。海外取引所で、ビットコインを使ってトレード。

私は、残念ながら、これまで取引所間での仮想通貨の送受金をやったことがありませんでした。
アービトラージはやってませんし、海外の取引所に口座はあるものの、ほとんど使っていませんでしたので。

ですが、今回、ある欲深な考えのもとに、BITPointにおいてあったビットコインキャッシュを、Binanceに移してみました。
初めてだったのでちょっとドキドキでしたが、やってみれば案外簡単でしたので、経験のシェアを…

それから、欲深な考えについても、最後にお話しします。

今回登場する取引所

今回は、国内取引所のBITPointから、海外取引所のBinanceへの送金です。
まずは、それぞれの取引所の概略。

BITPoint

BITPointは、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。
2017年9月に、金融庁の仮想通貨交換業者登録を完了しています。

取り扱う仮想通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)。
利用できる法定通貨は、JPY、USD、ユーロ(EUR)、香港ドル(HKD)です。

「取引所」方式で、現物とレバレッジの板取引が可能です。

仮想通貨取引サービス「販売所」と「取引所」の違い 各社の提供サービス比較

いくつかの取引所でハッキングによるトラブルが発生している中、BITPointはセキュリティに細心の注意を払っているのが特徴です。
情報セキュリティ格付け等による、外部からのチェックを積極的に受けており、信頼感があります。

BITPointが情報セキュリティ格付け「A」を取得! -金融・証券セキュリティ水準の第三者格付けを取得-

BITPointは、なかなかにお得なキャンペーンもやっています。
新規口座開設者に3,000円相当のビットコイン配布。
なかなかの太っ腹です。

非公開: 【毎週更新、だから最新】仮想通貨取引所をお得に選ぶには?  最新キャンペーン情報比較

Binance

Binanceは、世界最大級の仮想通貨取引所です。
2017年7月に取引所を開設し、あっという間に世界最大級の規模となりました。

Binance

取引対象の通貨は、100種以上。
ビットコイン、イーサリアム、および、Binance Coin(=BNB)を基軸通貨としてとした取引が可能です。

もともとは香港に本社がありましたが、マルタ島に移すことを計画しています。

Binanceと、Binanceが発行しているBNBについては、以下で解説しています。

Binance Coin(BNB)の特徴と将来性 Binance自家通貨は業界の基軸に育つか?【アルトコイン次に何買う?(3)】

Binanceへの口座開設はメールアドレスの登録だけでOK。
非常に簡単です。

本人確認書類の提出が不要で、1日2BTCまで引き出し可能なLv.1ユーザーになれます。

手数料はいくら?

今回のビットコインキャッシュの移動では、BITPoint側、Binance側とも手数料がゼロ。
コストゼロでBCHを移動できました。

BITPointの送金手数料など

BITPointから他の取引所、あるいは個人のウオレットへの仮想通貨の送金手数料はゼロです。
実は、他の取引所あるいは個人のウオレットからの、BITPointへの仮想通貨の受金手数料もゼロです。

なかなかにお得…

Binanceの受金手数料など

他の取引所あるいは個人のウオレットから、Binanceが仮想通貨を受け取る場合、受金手数料はゼロです。
お金を入れてくれることは、どこの取引所も大歓迎でしょうから、たぶんどこの取引所も受金手数料はゼロなのでしょう。

Binanceから通貨を外部に送る場合は、手数料がかかります。
手数料の額は、仮想通貨の種類によって異なります。

例えば、ビットコインの送金手数料は0.0005BTC、ビットコインキャッシュは0.001BCHです。

詳細はBinanceのHP中の料金表のテーブルに明示されています。

送受金の流れ

取引所間の仮想通貨の移動の基本的な手順は、シンプルです。

  • STEP.0
    準備
    取引所間の仮想通貨の移動には、以下の2つの準備が終わっている必要があります。

    • 送金側および受金側の取引所に、口座が開設されていること。
      今回であれば、BITPointとBinanceに口座が開設済であることが必要です。
    • 送金側取引所の口座に、送金したい種類と額の仮想通貨が預けられていること。
      今回の例では、BITPointの口座にビットコインキャッシュが必要量保持されていることが前提となります。
  • STEP.1
    受金側口座のアドレスを入手
    受金側の取引所の口座から、移動したい種類の通貨の口座アドレスを取得します。
    今回の例では、受金側であるBinanceのビットコインキャッシュ用の口座アドレスが必要になります。
    BinanceのHP中の自分の口座のページから、口座アドレスを入手できます。
  • STEP.2
    送金側取引所で送金依頼
    送金側の取引所のHPから、送金の依頼をします。
    送金の依頼には、通貨の種類や数量を指定するとともに、受金側の口座アドレスを入力する必要があります。
  • STEP.3
    受金側取引所で受金確認
    最後に、受金側の取引所の自分の口座に、依頼通りの通貨が届いていることを確認して、終わりです。

STEP.1 受金側口座のアドレスを入手

BinanceのHPで、自分のビットコインキャッシュの口座アドレスを入手する手順です。

BinanceのHPにログインします。

BinanceのHP

そして、ページの右上のメニューから、FundsDepositsと選択していきます。
開いた画面でビットコインキャッシュの口座を選択します。

ビットコインキャッシュの口座を選択

Binanceではビットコインキャッシュの単位は、BCHではなくBCCです。
この点は間違えやすいので、要注意。

開いた画面中に、ビットコインキャッシュの口座アドレスが表示されています。
口座アドレスは、30文字程度の英数字列です。

ビットコインキャッシュの口座アドレス

表示されている口座アドレスをコピーしておきます。

STEP.2 送金側取引所で送金依頼

BITPointのHPからの送金依頼の、手順です。

BITPointのHPにログインします。

BITPointの仮想通貨送金

開いたページ上部のメニューから、入出金・振替送金(送付)と選択していきます。

開いたページで送金の依頼を実施します。

送金内容の入力

送金依頼には、いくつかの項目を入力する必要があります。

  1. 送金する仮想通貨の種類。
    今回はメニューからBCHを選びます。
  2. 受金側の取引所が管理しているビットコインキャッシュ口座アドレス。
    STEP.1でコピーした30文字程度の英数文字列がそれです。
    間違えて入力すると通貨が届きませんので、間違わないよう十分に気を付けてください。
  3. 送金する仮想通貨の金額。
  4. 「認証番号の取得」というボタンをクリックすると、今回の送金依頼で使用する認証番号が、BITPointに登録してあるメールアドレスに送られます。
  5. メールアドレスに送られてきた認証番号。
  6. BITPointに口座を開設するときに指定した暗証番号。

これらの情報をすべて入力して、依頼内容確認へ移ります。
確認して問題なければ、送金の実行を開始します。

STEP.3 受金側取引所で受金確認

送金依頼が終了したら、受金側の取引所で、無事に仮想通貨が届くことを確認します。

Proof of Workの常で、送金が確定するまでには、そこそこ時間がかかります。

今回は2回、ビットコインキャッシュを移動しましたが、Binance側に届くまでに、送金依頼の実行から20分以上かかりました。
わかってはいることですが、即座に反映されないのには、ヤキモキさせられました。

取引所間送金のまとめ

取引所間の送金、やってみてどうだった?

取引所間の送金は、まだやったことがなかったので、ドキドキしましたが、やってみれば大したことはありませんでした。
移動先の口座アドレスを入力して、金額入力して、GOって感じです。

受金側のBinanceに結果が反映されるまでがヤキモキしますが、それを除けは、すこぶる簡単。

他の取引所でも、ほぼ同じような手順でしょうから、もっと気軽に仮想通貨の移動をしてもよいですね。

ビットコインキャッシュを移動した理由

さて、今回ビットコインキャッシュをBinanceに移すことにした理由についてですが…

ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインからハードフォークしてできた通貨です。

ビットコインキャッシュ BTCの派生通貨は本家を超えられるか?【アルトコイン 次に何買う?(2)】

以後、ビットコインキャッシュは何度かのハードフォークを実施し、進化してきています。

直近の2018年11月15日にも、ハードフォークが予定されています。
このハードフォークに至る経緯は混乱しており、結果として新しい通貨Bitcoin Satoshi Vision (=BSV)がフォークしてできるという可能性があるようです。

仮想通貨ビットコインキャッシュが6万円まで急騰|高騰要因のハードフォークはどうなる?

そうなれば、ビットコインからビットコインキャッシュが分裂したとき同様、BSVがビットコインキャッシュの保持者に配布される可能性があります。

Binanceは、この種のハードフォークにいち早く対応する取引所ですので、BSV欲しさに、なけなしのビットコインキャッシュを移したのでした。

この件は、ハードフォークが終了して落ち着いたころに、その後のなりゆきを報告します。