ビットコインキャッシュ BTCの派生通貨は本家を超えられるか?【アルトコイン 次に何買う?(2)】

ビットコイン、イーサリアム、リップル…

メジャーどころのコインをおさえた後、さて次は…
と考えているあなたに送る、【次に何買う?】シリーズ

2回目は、ビットコインキャッシュです。

時価総額4位(2018年9月現在)。
「ビットコイン」の名前がついているから、ビットコインの親戚なのか何なのか?
今一つ自己主張不足で、本家と比べてインパクトがない印象…

買っとくべきか、ほっとくべきか…

今日は、そんなビットコインキャッシュのお話です。

ビットコインキャッシュってどういう通貨?

ビットコインキャッシュの基本情報

通貨名称 ビットコインキャッシュ
単位 BCH  (BCCと表記する場合もある)
時価総額(2018年9月時点) 約1兆6百億円 (4位)
発行上限 2100万BCH
発行枚数(2018年9月時点) 1800万BCH
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
公式サイト www.bitcoincash.org

ビットコインキャッシュってどういう通貨?

ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインからハードフォークして出来上がった通貨です。
ハードフォークは、ブロックチェーンの途中で仮想通貨のシステムを変更することです。

ハードフォークをすることになった原因は、ビットコインの取引処理能力の限界でした。
ビットコインでは、1秒間に数取引しか処理できません。
原因は、ブロックチェーン中のブロックサイズの上限が1MBであること。
これに対して、ビットコインキャッシュは、ブロックサイズを8MBに拡大しました。

この時点から、ビットコインのブロックチェーンと、ビットコインキャッシュのブロックチェーンは分かれ、併存しています。

上記のような経緯ですから、ビットコインとビットコインキャッシュは、よく似ています。

通貨の発行上限は、ともに2100万枚
コンセンサスアルゴリズムは、同じProof of Work
マイニングに使用するハッシュも同じSHA256
マイニング報酬の半減期も同じです。

ビットコインキャッシュは、本家のビットコインの欠点である取引処理能力を改善した、新たなビットコイン。
ビットコインがブランド先行で、ステークホルダーの利害関係が複雑となり、本質的な改善が進みにくい中、すぐにでも本家にとって代わることのできるスーパーサブ的な役割が、ビットコインキャッシュです。

ビットコインキャッシュはどこで買える?

ビットコインキャッシュは、国内の取引所でも扱っています。

お勧めは、bitbank、GMOコイン、BITPoint、Liquid by QUOINEです。

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ビットコインとビットコインキャッシュに別れた訳

ビットコインの課題 = 取引処理能力の低さ

ビットコインの取引処理能力の低さは、以前から問題視されています。

ビットコインは1秒間に数回の取引しか受け付けることができません。
原因は、以下の2点です。

  • ブロックチェーンに新しいブロックがつながる時間間隔が決まっている(=平均して1時間に6回)
  • ブロックサイズの最大が1Mバイトに制限されている

取引処理能力の限界に達すると、決済の完了に長い時間がかかったり、取引手数料が高騰したりします。

ビットコインの送金手数料は取引データのサイズで決まる!!【仮想通貨小耳ネタ】

実際に、2017年末のビットコインの盛り上がりの際には、送金手数料が1件数千円まで高騰し、手数料の設定が少ない取引はいつまでたっても成立しない、という事態になりました。

ビットコインキャッシュの誕生

ビットコインの取引処理能力の問題は、ビットコインコミュニティの中で、以前から議論されていました。

主な論点は、ブロックサイズの上限の拡張(1Mバイト→8Mバイト)による取引処理能力の向上でした。
しかし議論は収束せず、一部の人々がビットコインを踏襲した新たな通貨ビットコインキャッシュを立ち上げることになったのです。

ビットコインキャッシュは、2017年8月1日にビットコインからハードフォークして世に出ました。
ハードフォークは、ブロックチェーンの途中で仮想通貨のシステムを変更することです。

ハードフォークにより、ブロックチェーンは、元のシステムの枝(=オリジナルのビットコインのチェーン)と新システムによる枝(=ビットコインキャッシュのチェーン)の二股に分枝します。

2017年8月1日のビットコインキャッシュハードフォーク

ビットコインキャッシュの場合、2017年8月1日の478559番目のブロックからハードフォークしています。

478558番目以前のブロックチェーンは、ビットコインとビットコインキャッシュで同じ。
それ以降は異なるチェーンです。

478558番目までのブロックチェーンが同じということは、市場に出回っている通貨の分布(誰がいくら持っているか)も、478558番目までのビットコインの状態と同じにしなければなりません。
そのため、ハードフォーク時に、ビットコインの保持者に同じ額だけのビットコインキャッシュを無償で配布しています。

無償で配布したにも関わらず、配布直後に700ドル超えの価格をつけ、市場を驚かせました。

さらなる処理能力の向上を目指して

ビットコインキャッシュは、2018年5月にもハードフォークを行っています。
ブロックチェーンの分枝も、新しい通貨の発行もしていません。

この時、ブロックサイズの上限を32Mバイトにまで拡張して、さらなる取引処理能力の拡大を目指しています。

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが完了|今後どうなる?

2018年の9月には、大量の取引を問題なく処理できるかを試す、ストレステストが行われています。

このテストで、ビットコインキャッシュは、20回を超える取引を1秒間に処理可能であることが証明されました。

ビットコインキャッシュ(BCH):ストレステストを実施、新記録を達成

ビットコインキャッシュを買う? 買わない?

ビットコインキャッシュが脚光を浴びるのは以下の3パターンです。
売買のタイミングを計る際には、留意することが必要です。

  • ビットコインが盛り上がったとき
  • ビットコインの不安定要素が強調されたとき
  • ビットコインキャッシュ自体のハードフォーク

BTCが盛り上がれば、BCHは一層盛り上がる

ビットコインキャッシュは、ビットコインの取引処理能力の改善のために作られた通貨です。
ビットコインの取引処理能力の問題が顕在化するときが、最も脚光を浴びるタイミングとなります。

つまり、ビットコイン相場が盛り上がり、取引が増えるとき…
その時がねらい目です。

2017年末から2018年頭の、仮想通貨全体が盛り上がった時を見てみます。

この時のBTCは、2017年10月からピークの間で、
49万円 → 238万円
4.86倍の値上がりでした。

これに対してBCHは、同じ時期に
4万円 → 50万円
12.5倍です。

同時期のイーサリアムを見てみると、
3.5万円 → 18万円
5.14倍

つまり、ビットコインが盛り上がり、取引量が増加した時が、ビットコインキャッシュに光が当たる可能性が高いと考えられます。
取引が集中し、手数料の上昇が見られれば、BCHへの強い流れが起こると思われます。

ビットコインの不安定要素が強調されたとき

ビットコインの取引量が増加しない場合でも、ビットコインが抱える問題点がクローズアップされる事態になると、ビットコインキャッシュへと資金が流れます。

2017年11月のBCHの高騰がその例です。

この時は、ビットコインの取引処理性能改善のハードフォークが延期になったことで、ビットコインへの不安要素が強調され、結果としてビットコインキャッシュに資金が流れました。

ビットコインとビットコインキャッシュは、マイニングの仕組みがほぼ同じです。
マイナーは、設備を切り替える必要なく、ビットコインキャッシュのマイニングへと切り替えることができますので、メジャーなマイナーがビットコインキャッシュに流れる自体となりました。

ビットコインキャッシュ価格が高騰後に急下落した理由と今後の展望

ビットコインキャッシュのハードフォーク

ビットコインキャッシュ自体のハードフォークも、BCHの価格に大きく影響します。
特に、ビットコインキャッシュのコミュニティの混乱による場合は、より顕著です。

2018年11月にも、ビットコインキャッシュのハードフォークが予定されています。
BCHが、さらに分裂して新しいコインが出現する可能性もあります。

実際にハードフォークが起こった場合に、BCHの価格がどう動くかは予想しにくいですが、大きな影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

11月に迫るビットコインキャッシュハードフォーク|対応方針を海外取引所CoinexとBitasiaexが発表

※ビットコインキャッシュのハードフォークは2018年11月15日(日本時間16日未明)に実施されました。
その経緯や問題点については、以下にまとめましたので、ぜひ…

ビットコインキャッシュハードフォーク BTCABC vs BTCSVその後どうなった? そして私のBCHは… ビットコインキャッシュハードフォークの影響 Proof of Workの危機?

ビットコインキャッシュの長期的な展望

上記3点は、ここ1年ぐらいの比較的短期のお話です。

これに対して3年、5年といった長期的なビットコインキャッシュの動きを予想するのは、正直難しい。

ビットコインにあまりに近いリザーブ的な通貨ですので、ビットコインそのものの動きに強く影響されます。

ビットコインの抱える諸課題を、ビットコインのコミュニティが早期に解決していくなら、ビットコインキャッシュがとって代わる隙は無いでしょう。
その逆であれば、市場全体がビットコインキャッシュに乗り換えるという事態が起こるかもしれません。

どちらのストーリーも十分にあり得ます。

ビットコインキャッシュを売買できる取引所

ビットコインキャッシュは、国内の取引所でも扱っています。
お勧めは、bitbank、GMOコイン、BITPoint、Liquid by QUOINEです。

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おめでとうございます!!!

ただ、最高位と言ってもワールドワイドでは22位。
まだまだ改善の余地はあるようです。
一層の研鑽を期待します。

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